Process
カーボンコンポジット製品ができるまで
チャレンヂの技術力
チャレンヂの熟練した技術者と、
最新の技術設備を結合させたカーボンの製造工程。
カーボンコンポジットの設計・開発、
製造、品質管理などの
高度なノウハウをや技術を基盤に、
全てのセクションが有機的に結合し、
今まで誰も見たことがない
カーボンの世界を創造しています。
Process 1設計・開発
お客様の要求性能を満たす製品を実現するために、当社がこれまで蓄積した技術と知見を生かした型設計、構造設計を行っています。素材の特性を最大限に引き出す材料の選定や、異素材とのコンポジットなどにも積極的に取り組んでいます。



Process 2型製作
カーボンプリプレグを積層するための型を製作するプロセスです。生産量に見合った工法と、最適な素材選定が求められ、アルミや鉄などの合金、カーボン、石膏などを用いて製作します。


Process 3-1AC成形
カーボンプリプレグを裁断、積層し、バギングフィルムで真空状態を作り、型とカーボンプリプレグを密着させ、型ごとオートクレーブに投入し、加圧をしながら加熱硬化させます。

Process 3-2PCM成形
速硬化カーボンプリプレグを裁断、プリフォーム化したのち、熱プレス成型機の金型に投入し、加圧をしながら加熱硬化させます。

Process 3-3CF-SMC成形
CF-SMC:シートモールディング・コンパウンド(カーボン短繊維を熱硬化性樹脂に含浸させたシート状の材料)を裁断、熱プレス成形機の金型に投入し、加圧をしながら加熱硬化させます。

コンパウンド成形
Process 4二次加⼯
成形型から脱型した製品は、NC加工機、ウォータージェット加工機、ロボトリム加工機を使用し、少量生産の場合には作業者による手加工により、穴開けや外周トリムを行います。また、必要に応じて部品の接着、接合を行います。




Process 5塗装
要求される外観品質や生産量を考慮し、作業者によるハンド塗装と自動塗装ラインによるロボット塗装(静電塗装)のいずれかの方式を選択しています。自動塗装ラインでは、静電塗装の特徴である塗料の吸着作用により、塗膜の厚さが均一に仕上がり、塗料ロスも少なく、高品質で環境に配慮した塗装が可能です。


Process 6検査・品質保証
検査員による目視の外観検査、測定機器による寸法検査、座標測定機による自動計測検査、X線透視装置による異物検査など、求められる製品品質に合わせた検査の実施と品質保証を行っています。ISO 9001およびMSJ4000を認証取得しております。



Process 7梱包・出荷
製品を安全にお届けるため丁寧な梱包を心掛け、それを手順化することで間違いのない出荷業務に努めています。梱包資材から生まれる廃棄物削減のために製品ごとにリユース可能な運搬用ケースを製作し、環境保護にも心掛けています。
